エキゾチックアニマルexotic
小さな動物こそ、初期のうちに負担の少ない治療を。
うさぎ
歯切り
伸びすぎた歯は、咬み合せの悪化、口内組織の損傷などを招きます。
放置すると食事ができなくなることもあります。
病院で安全に処置しましょう。
歯切りのタイミング
食事の量が減る、元気がないなと思ったら、一度連れてきてください。
その後は定期的に通院していただき、歯切りを行っていきます。
毛球症
毛づくろいをしていると、多少毛を飲みこんでしまいます。
うさぎは嘔吐ができません。
胃に毛が溜まり、たんぱく質によって固められると、ボール状の異物となり、衰弱し、ときには死に至ります。
症状
- 食欲不振
- 便の大きさが不揃い
- 元気がない
原因
肥満による胃腸の不調、毛づくろい、栄養バランスの乱れ、体質
治療
薬の投与、開腹手術などを行って毛の塊を取り出します。
骨折
症状
- 脚をひきずっている
- (折れてしまった)脚を浮かせている
- 動きがにぶくなった
- 下痢、便秘などの排便異常
- 食欲不振
原因
高所からの落下、身体がひっかかったままのジャンプ、家具への衝突
治療
固定してできるだけ安静にさせ、場合によっては手術を行います。
子宮ちくのう症
症状
- 下半身の肥満
- 乳腺の腫れ
- 生殖器からの出血
原因
遺伝、過発情
治療
基本的には手術を行います。
耳ダニ
症状
- 頻繁に耳をかく
- 耳のかさぶた、悪臭
原因
うさぎ間の感染
※二匹目を飼うときは必ず両方のうさぎを検査してもらいましょう。
治療
薬の塗布、注射を行います。
膿瘍(膿のたまった袋)
症状
- あごの付け根の腫れ、しこり
- 耳、その他体表の腫れ、しこり
- しきりに顔をかく
原因
皮膚炎、外傷、細菌感染
治療
膿を切開して取り出し、洗浄を行って消毒します。
胃腸障害
症状
- 食欲不振
- 下痢、便秘
- 便が異常に小さい
- 元気がない
原因
ストレス、脱水、食物繊維の不足
治療
胃腸の調子を整える薬で治療をします。
膀胱炎、膀胱結石
症状
- 食欲不振
- 体重減少
- 血尿
- 寝てばかりいる
原因
体質、栄養バランスの偏り、運動不足
治療
食事改善、結石を取り除く手術などを行います。
ハムスター
歯切り
伸びすぎた歯は、咬み合せの悪化、口内組織の損傷などを招きます。
放置すると食事ができなくなることもあります。
病院で安全に処置しましょう。
歯切りのタイミング
食事の量が減る、元気がないなと思ったら、一度連れてきてください。
その後は定期的に通院していただき、歯切りを行っていきます。
糖尿病
症状
- 多飲、多尿
- 体重の減少
原因
遺伝、バランスの悪い食事
治療
食事改善を主に行います。
場合によっては、インスリンの注射も行います。
子宮ちくのう症
症状
- 食欲不振
- お腹の膨れ
- 生理ではないのに出血がある
原因
ホルモンの異常、陰部からの細菌の侵入、子宮内膜炎
治療
お薬、抗生物質などで治療します。
可能であれば子宮摘出手術を行います。
皮膚炎
症状
- 腹、胸、わき腹、顔や背中の脱毛
- 発疹、炎症
原因
パインチップ、スギなどの針葉樹の床材、食事、ハウスダストなどのアレルギー、老化、バランスの乱れた食事、ストレス、ダニ感染
治療
食事改善、環境改善、薬の投与などを行います。
ダニを原因とする場合は、駆除剤を使用します。
腫瘍
良性・悪性は見た目、触るだけでは判断できません。
しこりを見つけた場合には、できるだけ早く受診してください。
症状
- こりこりとした感触のしこり
- 身体を頻繁に掻く
原因
遺伝、高カロリーの食事、ウイルス感染、細菌感染、老化
治療
基本的には手術により腫瘍摘出を行います。
高齢の場合、体力に不安がある場合は薬で治療を行いますが、進行を抑える程度の効果しか期待できません。
骨折
症状
- 歩き方が不自然
- 腫れ
- 完全に折れた場合はブラブラしている
原因
回し車、ゲージの隙間に足が引っかかった、カーペットに爪が引っかかった
治療
固定の上、自然治癒を待ちます。
壊死の危険がある場合には切断します。
頬袋脱
症状
- 裏返った頬袋が口から外に出ている
原因
頬袋の傷、炎症、化膿、腫瘍、頻繁に物を出し入れする癖
治療
頬袋の消毒後、元の状態に戻します。
再発、壊死、腫瘍が疑われる場合には切除します。
※片方の頬袋が残れば生活上は問題ありません。
脱腸
放置すれば死につながる病気です。
見つけたらすぐに病院に連れていきましょう。
症状
- 赤い腸が肛門から飛び出ている
原因
下痢、直腸に血が溜まる
治療
腸を元に戻すか、手術による切除を行います。
フェレット
異物の飲み込み
症状
- 嘔吐
- 食欲不振
- 便秘
治療
排泄を待つ場合もありますが、異物の場所を確認した上で、切開して取り出すこともあります。
副腎疾患(エストロゲン過剰症)
エストロゲンという性ホルモンの過剰分泌により、白血球や血小板の不足、貧血を引き起こす病気です。
症状
- 左右対称の脱毛
- 陰部、乳腺の腫れ
- 食欲不振
- 元気がない
- 体重減少
- 体温低下
原因
発情が持続することによるエストロゲンの分泌過剰
治療
避妊をしていない場合には卵巣の摘出手術を行います。
注射によりエストロゲンの分泌を抑えることもあります。
インフルエンザ
症状
- くしゃみ、鼻水、咳、発熱
- 食欲不振
原因
他のフェレット、または人からの飛沫感染
治療
抗生物質の投与、点滴などを行います。
ジステンパー
フェレットのジステンパー感染は、命にかかわる問題です。
ワクチンの予防接種をお勧めします。
症状
- 発熱
- 目やに
- 鼻水
- 食欲不振
- 唇や顎周囲の発疹、ただれ
原因
フェレット間の接触感染・空気感染、飼い主を介した間接的感染
治療
確実な治療法はありません。
感染したフェレットを隔離し、それ以上の感染の広がりを絶つことに努めます。
075-575-3555
診療時間 | 【月・火・水・金・土】9:00~12:00/17:00~20:00 【日・祝】9:00~12:00 |
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